金沢市で大人が通える書道教室「大人になってから書道を始めても遅くない?」|初心者から始める毛筆・美文字・古典臨書
「大人になってから書道を始めても遅くないですか?」
大人の方から、そんなご質問をいただくことがあります。
結論から言えば、全然遅くないと私は思っています。
たしかに、書壇で活躍されている書家の中には、幼少期から書道を続けてきた方もたくさんいます。しかし、私自身は高校生から書道を始め、一度3年ほどブランクを挟み、20代になってから改めてきちんと書を学び始めました。
↓日本書道専門学校時代の、様子(21歳くらいの頃の写真)
そこから勉強を重ね、現在はこうして自分の教室を開いています。
だからこそ、私は「いつ始めたか」だけで、その人がどこまで書を学べるかが決まるとは思っていません。
勉強すれば、どうにでもなれる。それが、大人の方にも書をおすすめしたい理由の一つです。
楓書法教室には、書道が初めてという方も多くいらっしゃいます。
楓書法教室に通われている大人の方は、40代〜50代の女性が中心です。
以前には、80歳くらいから通われていた方もいらっしゃいました。
そして、大人の生徒さんの多くが、実は書道の初心者です。
「子どもの頃に習っていた」という方もたまにいらっしゃいますが、必ずしも「昔やっていた=基礎がしっかりしている」というわけではありません。
もちろん、子どもの頃に身につけたものが今もしっかり残っている方もいます。
一方で、書道経験がなくても、もともとの感覚やセンスを発揮する方もいます。
ですから、過去の経験だけで決まるものでもないのだと思います。
楓書法教室では、「書道を習うのは初めて」というところからでも、順を追って学んでいけるようにしています。
最初は「いろはうた」から。
大人の方が入門された際、楓書法教室ではまず「いろはにほへと……」の学習から始めます。
ひらがなのもとになった字母を、楷書・行書・草書・ひらがなで学び、半紙に4文字ずつ書いていきます。
これは、私の師である森大衛が行っている学習を、楓書法教室でも取り入れているものです。
書道を始める方の中には、そもそも半紙に字を書いた経験がほとんどない方もいます。
そのため、
◾️字母を覚える
◾️楷書・行書・草書の違いを知る
◾️半紙に筆で書くことに慣れる
◾️筆を持って文字を書くことへの抵抗感をなくす
といった意味があります。
いきなり大きな作品を書くわけではありません。
まずは、一つひとつの文字と筆に慣れるところから始めます。
「ペン字だけ習いたい」という方にも、毛筆をおすすめしています。
大人の方の中には、
「私はペン字だけできればいいんです」
という方もいらっしゃいます。
それでも、楓書法教室では毛筆のお稽古もしていただいています。
これは、単純に「毛筆のほうが本格的だから」という理由ではありません。
硬筆だけでは学びにくいものが、毛筆にはたくさんあるからです。
◾️例えば、筆の浮き沈み。
◾️線の太さや細さ。
◾️線と線とのコントラスト。
◾️一文字だけではなく、作品全体を見たときの構図や余白。
こうしたものは、毛筆だからこそ体感しやすい部分があります。
私は、硬筆にもそうした感覚を取り入れてほしいと思っています。
平面的にペンを動かすだけではなく、立体的な筆の動きを知る。
その経験が、硬筆を書くときにも生きてくると考えています。
だからこそ、硬筆をしっかり学びたい人にも、毛筆を経験してほしいのです。
初心者から、臨書や作品制作へ
「初心者なのに、作品なんて書けるんですか?」
と思われるかもしれません。
もちろん、すぐに大きな作品を書けるようになるわけではありません。
楓書法教室では、順を追って学んでいきます。
「いろは」の学習が「ん」まで一通り進んだら、富山書道会のテキストを使った学習へ。
そこでは、
◾️漢字5文字を楷書・行書・草書で書く
◾️軽い臨書(日本や中国の古い時代の書を見ながら、真似て書く勉強法)
◾️実用細字
◾️仮名の散らし書き
◾️仮名の原寸臨書
などに取り組みます。
↓富山書道会のテキスト(一部)
そして、ある程度ご自宅でも書いてこられるようになったら、一つの法帖を決め、週に3枚程度を目安に臨書(日本や中国の古い時代の書を見ながら、真似て書く勉強法)していきます。
そこから少しずつ、臨書で学んだことを活かして、作品制作へ。
まずは半切など比較的小さな作品から始め、書けるようになってきたら、2×8尺ほどの大きな作品にも挑戦します。
もちろん、ここまでできるようになるには数年かかります。
でも、だからこそ面白い。
「最初は半紙に字を書くことすら初めてだった人が、数年後には古典を臨書し、大きな作品を書く。」
そういう変化を見られることも、書道教室をやっていて嬉しいことの一つです。
仕事帰りに通う大人の方も多くいらっしゃいます
楓書法教室には、仕事を終えてからお稽古に来られる方もたくさんいらっしゃいます。
特に夜の時間帯は、20時を過ぎてから来られる方も珍しくありません。
現在は金曜日の夜と土曜日の夜に加えて、水曜日の夜にもお稽古をしています。
水曜日と金曜日は23時まで。
「仕事が終わってからでも通える」
ということは、大人の方にとって教室選びの一つのポイントになるのではないでしょうか。
仕事や家庭のことを終えてから、自分のために筆を持つ。
そういう時間があってもいいと思っています。
大人になってから書道を始めると、「自分の軸」ができることもある
大人になってから書道を始めた生徒さんを見ていると、単純に「字が上手くなった」ということだけではない変化も感じます。
新しい趣味を見つけたことで、自分の中に一つの軸ができたのではないかなと思うことがあります。
「自己表現ができるようになった」ということは、自信にもつながるようです。
また、
「仕事先で字を褒められるようになった」
と、生徒さんから聞くこともあります。
自分では毎日当たり前に書いている文字が、誰かから「きれいですね」と言ってもらえる。
それは、ちょっと嬉しいものです。
楓書法教室で目指しているのは、先生の字を覚えることだけではありません
私が大人の方への指導で最終的に目を向けてほしいと思っているのは、書の古典です。
私の字だけを見て、
「先生みたいな字を書けるようになろう」
というだけではなく、
「昔の人は、こんな字を書いていたんだ」
「この線は面白いな」
「この書き方はどうなっているんだろう」
と、自分で古典を見て、発見してほしい。
書には、何百年、何千年という時間を越えて残っているものがあります。
そこに触れながら、自分の書をつくっていく。
それが、私が考える書道の面白さです。
書は、自分の中にあるものを外へ出すもの
そして、これは私自身が書を続けていて感じることですが、人間には、自分の中に持っている想いや言葉を外へ出すものが必要なのではないかと思っています。
例えば、私はHey! Say! JUMPが好きです。
↓Hey!Say!JUMP10thライブツアーのグッズを玄関に飾るほどです。笑
好きな歌があれば、
「この歌詞を書きたい」
と思って、その言葉を書にすることがあります。
(著作権の関係で展覧会出品や、外へお出しすることはできませんが😓あくまで自分で楽しむ用です)
すると、あの時聴いていた歌への想いや、情景が思い浮かぶことがあります。それが心の支えになってくれることもあります。
あるいは、何か思い出を残しておきたいと思ったら、そのときの気持ちに合う言葉を考えて、書に残すこともできます。
写真なら、そのときの景色をかなりそのまま残すことができます。
絵なら、自分が見たものを自分の表現として描くことができます。
でも、書は少し違います。
書を見ただけで、そのときのことが頭の中に浮かんでくる。
そして絵や写真と違う面白さがあって、書いた本人の頭の中に浮かんでいる景色と、それを見た人の頭の中に浮かぶ景色は、必ずしも同じではないということです。
例えば「イケメン」という言葉を書くとします。
私が「めっちゃイケメンやな」と思いながら書いたとしても、その作品を見た人が思い浮かべる「イケメン」は、私が思っているものとは違うかもしれません。
そこに、書の面白さがあります。
同じ言葉を書いても、そこから生まれる景色は人によって違う。
だからこそ私は、書道を大人の趣味としても、ぜひ楽しんでほしいと思っています。
金沢市で大人が通える書道教室をお探しなら
大人になってから書道を始めるのは、決して遅くありません。
最初は筆の持ち方も、半紙への向き合い方も分からなくて大丈夫です。
一つひとつ学んでいけば、やがて古典を臨書したり、自分の作品をつくったりするところまで進むことができます。
そして、最終的には「字をきれいにする」だけではなく、自分の中にある言葉や想いを、自分の手で書にする。
そんなところまで、書を楽しんでもらえたらと思っています。
楓書法教室は、金沢市糸田にある書法教室です。
大人の方は、仕事帰りの夜の時間帯にも通っていただけます。
「いいがに、よいしょ」の教室コンセプトの中に「良いがに、宵い書。」という
含みも実はあります。笑
金沢イチ遅くまで開いている書道教室!宵をみんなでたのしもう!
その精神で頑張らせていただいております。💪
「今から始めても大丈夫かな」と思っている方も、まずは一度、楓書法教室の体験へお越しください。ぜひお待ちしております。
↓体験お申し込みはこちらから。
書を始めるのに、遅すぎるということはありません。
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