金沢市糸田の書道教室|楓書法教室について

金沢市糸田にある、楓書法教室。

「楓書法教室って、どんな教室?」

「書道教室なのに、なんで“書法”っていうの?」

そんな疑問を持っている方もいるかもしれません。


今回は、楓書法教室がどこにあって、どんなことを大切にしているのか。

そして、なぜ「書道教室」ではなく「書法教室」と名乗っているのか。

教室の雰囲気や、実際に通っている方、体験についても含めてご紹介します。


楓書法教室はどこにある?

楓書法教室は、石川県金沢市糸田1丁目にあります。

IRいしかわ鉄道線(旧北陸本線)沿線にある「糸田踏切」や、変電所の近くです。

……とはいっても、

「糸田って、どこ?」という方も多いかもしれません。笑


金沢の方に場所を説明するときは、

「新神田のとなり」と言ったほうが、ピンと来る方が多いように思います。


住宅地の中にある、普通の一軒家。

そこが楓書法教室です。


なぜ「書道教室」ではなく「書法教室」なの?

楓書法教室という名前を見て、

「書道教室じゃないの?」

と思った方もいるかもしれません。


もちろん、一般的には「書道教室」と呼ばれるものです。

検索するときも、「金沢市 書道教室」で探される方が多いでしょう。


では、なぜわざわざ「書法」と名乗っているのか。


それは、書の古典を大切にしたいからです。


日本では「書道」、韓国では「書藝(しょげい)」、そして中国では「書法」と呼ばれています。


楓書法教室では、日本の古筆や仮名も学べますが、特に一字書や少ない文字数の作品などでは、中国の古典作品を参考にすることが多くあります。

私自身、中国の古典作品に強く惹かれるものが多く、

「この線、かっこいいな」

「この字の形、面白いな」

「こういう書き方があるのか」

と、古典から学ぶことがたくさんあります。


だからこそ、単に「きれいな字を書く教室」というだけではなく、

古典を知り、書の方法を学び、自分の書へつなげていく。

そんな意味を込めて、「書法教室」と名乗っています。


「いいがに、よいしょ。」という教室の考え方

楓書法教室には、

「いいがに、よいしょ。」

という言葉があります。


これは、金沢生まれ・金沢育ちの、金沢の書道教室であることを、ちょっとした言葉遊びにして表現したものです。


金沢弁の「いいがに」は、

「いい塩梅に」

「いい具合に」

というような意味で使われます。


そこから、

「いいがに、用意しよ。」

という言葉につながります。

書というものは、いつ必要になるか分かりません。

人生の中には、名前を書くこと、手紙を書くこと、誰かに言葉を贈ること、作品として自分の言葉を残すこと。

いろいろな「書く機会」があります。

そのときに、自分の言葉を、自分の手で書けるように。

日頃から技を磨き、心を整え、自分自身を「いいがに」用意しておく。

そんな意味を込めています。


そして、書は「心画(しんが)」ともいいます。

たくさんの良い書を見て、良いものを書いて、

「良い画に、酔いしょ(よいそう)。」

そんな楽しみ方もできる。


さらに、

「良い書」

「宵い書」

「良い感じによいしょしますよ」

……と、いろいろな意味を重ねています。


言葉遊びではありますが、その奥には、

「書を楽しみながら、自分自身を育てていこう」

という、楓書法教室の考え方があります。


書くだけではない、書の時間

子どもでも大人でも、書道教室に来れば筆を持って字を書く。もちろん、それが基本です。

ただ、楓書法教室では、以前からお話ししているように、年齢に応じて書写・習字から古典の臨書まで、いろいろな書に触れていきます。

ここでは、子ども向け・大人向けの具体的なカリキュラムについては、別の記事で詳しく紹介しています。


「どんなことを習うの?」

という方は、そちらも合わせてご覧ください。


子どもたちが古典に触れる「未来習字」

楓書法教室では、子どもたちにも古典に触れてもらっています。

これを、私は「未来習字」と呼んでいます。


以前、子どもでも臨書を中心に学んでいる書道教室があると聞きました。

最初は、

「子どもに臨書をさせるのって、どうなんだろう?」

と思ったこともあります。


でも、逆に考えてみました。

子どもの頃から古典を知っている。

子どもの頃から、昔の人が残した「書」という芸術に触れている。

それって、知らないよりも強みになるんじゃないか。

そう思ったことから、教室の空いた時間などを使って、少しずつ古典に触れてもらうようになりました。


もちろん、いきなり難しいことを本格的にやるわけではありません。

多くの場合は一字、二字程度。

古典の雰囲気を味わうくらいの、軽いものです。

すると子どもたちも、

「絵みたいな字書くやつ!」

「古代の文字や!」

なんて言いながら、意外と楽しんでくれます。


私は、子どもたちに「書道家になれ」と言いたいわけではありません。


ただ、「こんな書もあるんだ」

という世界を、早いうちに知っていてほしい。

その経験が、いつか何かにつながるかもしれない。

そんな思いから、未来習字を続けています。


そして、できることなら、未来の書道人を育てたい。

そんな気持ちも、もちろんあります。


大人の書も、まずは基本から

大人の方についても、いきなり難しい古典作品を書くわけではありません。

初めて筆を持つ方も多いので、まずは基本から。

文字を書くための姿勢や筆の扱いを覚え、少しずつ自分の書をつくっていきます。

そして、慣れてきたら古典にも触れていく。

「きれいな字を書けるようになりたい」

という入口から始まって、

「この字、面白いな」

「この古典をもっと見てみたい」

と、書の世界が広がっていく。

それも、楓書法教室で大切にしていることのひとつです。


古典を学ぶことは、過去を見ることだけではない

古典というと、

「昔の人の字を真似するもの」

と思われるかもしれません。


もちろん、臨書には「真似る」という側面があります。

でも、ただ真似をするだけではありません。

昔の人が、どんな線を書いていたのか。

どんな筆遣いをしていたのか。

どこに力を入れて、どこを抜いているのか。

どうしてこの形になっているのか。

そういうことを一つずつ見ていく。


古典を学ぶことは、過去をそのまま再現することではなく、

過去の書を通して、自分の書を考えることでもあります。

だから私は、子どもにも大人にも、できるだけ古典に触れてほしいと思っています。


とにかく、よく喋る教室です

さて。ここまで真面目な話が続きましたが、楓書法教室の雰囲気を一言で言うなら、

「とにかく喋る。」です。笑


大人も子どもも、本当によく喋ります。

「書道教室に来たんじゃなくて、喋りに来たんじゃないか?」

と思うくらい喋っていることもあります。


私自身、人と話すことが好きです。

教室ではお茶を飲んだり、お菓子を食べたりしながら、いろいろな話をします。

ただし、作品をつくるときは別。

筆を持ったら、きちんと集中して書きます。


喋るときは喋る。書くときは書く。

その切り替えも、楓書法教室らしさかもしれません。


人との対話を、大切にしてほしい

そして、私が教室で大切にしていることのひとつが、

「人との対話」です。


「人にこんなことをしたら、喜んでもらえる。」

「こんなことをしたら、嫌な気持ちになるかもしれない。」

そうやって、相手の立場に立って考えられること。

私は、これは書道の技術よりも大切なことだと思っています。


金沢に生まれ育って、本当に良かったと思うのは「相手に対して思いやりを持つ」、

そういう人が本当に多いなと感じることです。


私が小さな頃に、父親に連れられてとある喫茶店に行っていました。

そこのお母さんがいつも、喋り好きで、お客さんと今日の出来事や、世間話を

よくしていた。


「ありがと〜良い週末を〜」とお帰りのお客さんへ向かって言うのです。

「どうしてあんなあいさつするん?」と聞いたら、


「そういうふうに言われたほうが、お客さんも嬉しいやろ」

と返ってきた。「ありがとうございます、またお越しくださいませ」ではなく、

「ありがと〜良い週末を〜」というのは、これは金沢らしいな、と思うのです。


お客さんへ気さくに話しかける。

相手を思いやり、堅苦しい挨拶では無く、フランクな挨拶。

物腰柔らかく、優しい金沢のことば。こういうものを見て育ってきたし、

「お店をする、というのはこういうことだな」と学んだのです。


人と話す。相手の話を聞く。一緒に笑う。時には失敗する。

そういう経験を重ねながら、「人にどう接したらいいのか」

を少しずつ覚えていく。


私は、楓書法教室の子どもたちにも、そんなふうに育ってほしいと思っています。

もちろん、字がきれいに書けることも大切です。

古典を学び、筆を使いこなし、自分の作品をつくれるようになることも大切です。

でも、それ以上に、

人の気持ちを考えられること。

人と話せること。

人に喜んでもらえることを考えられること。

そういう人になってほしい。


書道の技術は、もしかすると将来使わなくなることがあるかもしれません。

でも、人とどう向き合うかということは、これから先の人生のいろいろな場面で、その人自身を支えてくれるものだと思います。

だから楓書法教室では、筆を持っている時間だけが学びではありません。

誰かと話すことも。

誰かの話を聞くことも。

一緒に笑うことも。

相手のことを考えて行動することも。

それら全部を含めて、ここで過ごす時間が、その人にとって何かの糧になればいい。

そんなふうに思っています。

「字を習いに来たはずなのに、なんかいろんなことを覚えた。」

そんな教室であってもいいんじゃないかな、と思っています。


楓書法教室の教室時間・月謝

現在、楓書法教室では、金沢市糸田の教室と内灘教室でお稽古をしています。

糸田教室

水曜日 19:00〜23:00

金曜日 16:00〜23:00

土曜日 19:00〜21:00


内灘教室

土曜日 10:00〜12:00


月謝

一般 7,700円

高校生 6,000円

中学生 5,000円

小学生 4,400円


年齢や生活スタイルに合わせて、通いやすい時間帯を選んでいただけます。


金沢市糸田・楓書法教室へのアクセス

楓書法教室は、金沢市糸田1丁目にあります。

電車でお越しの場合:JR西金沢駅から徒歩約15分です。

バスでお越しの場合:「糸田町」バス停から徒歩約10分です。

また、教室には駐車場を8台分完備しています。

お車でお越しの方にも、比較的通っていただきやすい環境です。


まずは一度、楓書法教室へ

「どんな教室なのか、実際に見てみたい。」

という方のために、体験も行っています。

体験は1回3,000円。 ※体験は1回限りで、2回目からは通常の月謝となります。

道具はすべて教室で用意しますので、手ぶらでお越しいただいて大丈夫です。

大人の体験:「い・ろ・は」の字母を半紙に書きます。

楷書・行書・草書の三体と、ひらがな。

一つの文字をいろいろな形から見ていきます。


子どもの体験:「一」から「十」までの数字を、半紙に二文字ずつ書きます。

姿勢や筆の持ち方など、基本的なところから始めます。

体験時間は、2〜2時間半程度です。

「体験なのに、そんなに長いの?」

と思われるかもしれませんが、楓書法教室では、実際のお稽古に近い時間を過ごしていただきます。


楓書法教室は、字をきれいにするだけの場所ではありません

ここまで読んでいただくと分かるかもしれませんが、楓書法教室は、

「字をきれいに書けるようになるためだけの教室」ではありません。


正しい文字を知る。

美しく書く。

古典を知る。

書を楽しむ。

人と話す。

人の話を聞く。

相手のことを考える。

そして、自分の書をつくっていく。


そういうことを全部ひっくるめて、楓書法教室で過ごす時間だと思っています。

大人も子どもも、よく喋ります。よく笑います。お茶も飲みます。お菓子も食べます。

でも、筆を持ったら、ちゃんと書く。そんな教室です。


そして、いつか来るかもしれない「書く機会」に備えて、いいがに、用意しよ。


金沢市糸田で、そんな書の時間をつくっています。

「ちょっと書いてみたいな」

「久しぶりに筆を持ってみたいな」

「子どもに書を習わせてみたいな」

そんなところからでも構いません。


まずは一度、楓書法教室へ。

いいがに、よいしょ。

「いいがに、よいしょ。」楓書法教室|石川県金沢市の書道教室

「いいがに、よいしょ。」をコンセプトとする石川県金沢市の書道教室。子どもの書写・美文字から、大人の毛筆・硬筆、古典臨書に立脚した創作まで、おひとりおひとりの書を育てます。

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