書道をすると幸福感が得られる?①

こんにちは!楓書法教室の、水口天楓です。

今日は、「書道をすると幸福感が得られる?」というテーマでお話をしてみたいと思います。


なぜ「?」がついているのか、この文章の最後にわかるかと思います。


私は1994年生まれの今年30歳になる歳ですが、20歳前後の頃、埼玉県朝霞市(さいたまけん・あさかし)という場所に住んでいました。高校卒業の後、生まれ故郷の金沢で1年間アルバイトをしていましたが、「本当に自分が幸せになれるもの」を見つけるため、都会に出てみようと一念発起して、埼玉・東京の片隅で、一人で奮闘していました。


初めての大都会・・・一人暮らしの寂しさというのは、身に染みることが多かったですが、池袋の東側にあるデパートのレストラン街や、カフェで毎日身を粉にして働いていました。


きちんと社会に出て、独立して働く。お金を稼いで、自分のお金で食べていく。休みの日は、街をぶらぶらしたりして、自分の楽しいことをする。人生はそうやって「過ごしていくもの」だと思っていました。


しかし、こんな日々を暮らす中で、ふと疑問に感じます。


「働く日は誰かに言われるまま、自分の意思がないままに働いて、休みの日は何もないのに、暇を持て余してぶらぶらして過ごすことが、本当に自分のためになるのか・・・?」


今、当時を振り返ってみると、自分自身の「成長」をどこかで探し求めていたのだと思います。そして、「自分の居場所」を探していたのだろうと思います。


「自分の居場所」があるということは、生きる希望を見出せることだと思う。

そして、「自分の居場所」というものは、「人に与えられるもの」ではなくて、「自分で探し求めるもの」なのだろうと思いました。


友達や知っている人がいない土地で、一人で生きていくことは厳しかったけれども、孤独に耐えて自らの生きる場所を探す。


そのために、また一念発起して、日本書道専門学校という学校に入学するのでした。


書道学校でのお話はまた今度。このテーマについては何度かに分けてお話ししようと思っています。ぜひお楽しみになさってくださいね!


↓書道学校に入ったばかりの頃の天楓の写真

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