北國新聞さまに独立書展秀作の記事を掲載していただきました!
先般もお伝えした通り、東京・六本木の国立新美術館にて行われている第70回記念独立書展において、当教室・講師の水口が「楓」の一字書を出品し、秀作を頂戴いたしました!そして、北國新聞さまに記事を掲載していただきました!
誠にありがとうございます。
石川県を代表する県民誌ですからね。皆さんの目に入れていただくことが出来、とても嬉しいです。
↓こちらがその作品
独立書展は、公益財団法人独立書人団が、年一度開催する展覧会です。「東洋独特の伝統をふまえ、世界に通じる新しい書を創造する」という理念の下、日本全国に存在する団員達の鍛錬を積み重ねた叡智の結晶が、会場を埋め尽くします。
この独立書人団は、各地に県単位での支部というのがあるのですが、石川県だけは存在しません。石川県の団員は講師の水口だけ、となっております。
独立書展の素晴らしいところといえば、なんといっても「象書(しょうしょ)」を中心とした作品の多さ!
独立書人団創設者で現代書の巨匠である、手島右卿(てしまゆうけい)先生は、「象書」というスタイルを確立させました。これは文字の内容にふさわしい形の書を創作することが優れた芸術である、という書のスタイルです。
例えば、象書の代表的な作品として、手島右卿先生の「崩壊」があります。この作品はサンパウロ・ビエンナーレで、ペトローザ博士が「何かが崩れゆく様を示しているようだ」と仰ったことで有名になった作品です。
漢字というものは、アジア圏でしか使われず西洋人にとっては理解し難いものでありますが、「崩壊」の二文字を見て、ブラジル人のペトローザ博士がこのような感想を仰ったのです。
象書には国境や言葉の壁を越えて、伝わる力があることが窺えます。これぞまさに「東洋独特の伝統をふまえ、世界に通じる新しい書を創造する」ということであり、日本の素晴らしき芸術のひとつとも言えるでしょう。その想いを継承しているのが、独立書人団、独立書展です。
話を元に戻しますが、先記の通り石川県には独立書人団の支部がありません。理由は簡単で、団員が当教室・講師の水口を除いていないからです。
また象書という言葉も認知度が低い土地柄です。このような素晴らしい芸術であるにもかかわらず、芸術の街・金沢で認知度が低いなんてもったいない!水口は象書を知って頂きたい、独立書人団、独立書展の素晴らしさをもっともっと石川県に広めたい、石川県独立書人団を作るぞ!と、今後も活動して参ります。
今回「独立書人団」の名が県民誌の北國新聞さまに掲載され、皆様の目に触れていただいたことを嬉しく存じます。
北國新聞さま、今回は掲載して頂きまして、誠にありがとうございました。
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